スクスタサ終。

Blog再スタートしてすぐにこんなタイトルかよー。
って感じではありますが、この6月30日をもって、スクスタがサービス終了致しました。
あしかけ3年ぐらいでしたっけ…まあ…どうなのかな、あんまり長くはないと思いますけど。
実際の所、色んな所で書いてますが、音ゲとしての音ゲはもうキツいと思うんですよね。
それこそ、圧倒的なノウハウ(技術力)をもってる開発がやるか、
別のプラットフォームで圧倒的な支持があるものが題材か、ぐらいなのかなと。
別のプラットフォーム云々、これはまーアニメだとかそう言う意味ではあんまりないです。
ぶっちゃけボカロですかね、ソシャゲとかアニメとか全く関係なく常に支持率があると言うか。
で、結局スクスタの何がダメだったのか。
これはもう圧倒的にわかりやすく書くと、恐らく2つあると思いまして。
その1つが、開発側がゲームのシステムを簡単に伝える努力を怠ってたこと。
もう1つは、基本的にファンサービスを目的としてるゲームにおいてやってはいけない、
ストーリー上でキャラクター同士を外部ライターが勝手に争わせた事かなと思います。
まー技術面に関しても少しあるかな、って思いますがそれはまあおいとくとして。
致命的なのは結局この2つかなぁ、って気はしますね。
1つ目、システムを判りやすくプレイヤーに伝えてないこと。
これはね、まあ単純に運営側の努力不足なだけだと思いますよ。
ただもう一つは、当時と言うか何故か良く言われてた、タップ成功してるのに失敗するって所。
このゲーム、タップを成功しても防御が成功してるだけっていうのを周知しないとダメで…。
成功していく事で要するに相手の攻撃をガードしつづけて削られる度合いを下げる。
失敗すればそりゃ一杯ダメージ食らう、っていうのが基本のシステムなんですよ。
だからそこさえ理解してしまえばどうしてユニットを強化するのか、属性を合わせるのか。
そう言う部分が理解できるんですが、そこをあんまり合理的に説明しなかったのがまずマイナス。
それ以前の音ゲ勢にとっては、例えURを並べてなくても音ゲを成功させてればクリア可能である。
まあそもそもそれ自体が音ゲ界隈の勝手なシステム前提なんじゃないかとは思うんですけど、
とは言え視覚的にもプレイ的にもやっぱタップ成功し続けてるのに…ってのは確かにあって。
そこをしっかりと前提である事を伝え続けなきゃダメだったんじゃないかなーってのはありますね。
まあ、当時なんかやたらとアンチっぽいのがそこをネガティブに宣伝してたのもあると思いますけどね。
いや…ソシャゲなんだからユニット強化システムでクリア率やスコア上がるのは別に普通だろと…。
若干そう思いますが、まあガチの音ゲーマーからすると許せないシステムみたいでしたね。
じゃあゲーセン救うためにビーマニ連コしてなさいよって思うところはありますが…。
ただこれ、判っちゃえば別にそう難しいシステムでもなかったんですよね。
強化して体力の合計を増やしていって、なるべく曲を通してダメージ食らっても耐えられるようにする。
別にそれってRPGとかじゃ当たり前のことで、レベル上げてHP増やしてってのと変わんないですし。
相手の攻撃属性に合わせて弱点にならないように編成するとか、ぶっちゃけそんだけの事ですよ。
なのにやたらとその辺をネガティブに宣伝する奴って結構いましたからね。
別にこんなの少し触ればどうすればいいかなんか判るだろうに。
ただ、考えてプレイするのが面倒くさい層ってのは多分思ってる以上に居るんでしょうね。
最もこの手のゲーム程度のものを考えてやるのがイヤってのもあるとは思いますけど。
もひとつ、ストーリーに関して。
いわゆる2ndでの炎上問題ですね。
これはね…まあ上でも書いたんですけど、ラブライブに限らずアイドルものってキャラゲーですよね。
で、そう言う作品っていうのは、キャラクターそれぞれにそれなりのファンが居る、これが大前提。
にもかかわらず、ストーリー中で特定のキャラクターが悪者になる、されるように描いてしまう。
これって正直ライターのモラルの問題も大きいんじゃないかと思うんですよね…。
普通に考えて自分が推してるキャラが裏切りものだったらいやでしょw
と言うかそう言う作品じゃないんですよ、この手の作品って言うのは。
例えば推しの子で有馬かながB小町裏切って抜けて別のグループに加入して、
そっちでB小町散々けなしたりしてたらそれってどうなのってなるでしょ。
ストーリー的にはともかく、有馬かなのファンにとってはやっぱそれは違うでしょ。
そこを無視して特定のキャラクタにーその重荷を勝手に負わせたのがまず間違いですよ。
当たり前ですが、自分が好きなキャラがそんな状態に陥ってほしくないでしょ。
しかもそれをやったのがGOD、いわゆる公野櫻子先生っていう産みの親ならともかく…。
外部のライターでしょ…もちろんこの方が別に全く力量がなかったとかは思いませんけど。
ただ、ラブライブっていう作品で、その諍いや裏切りみたいなのをゴリゴリに掘り下げても、
誰も特しないし、なんならゆるい百合でって思ってる人に受け入れられるわけないんですよ。
なんで外部の人にさ、自分の好きなキャラクターが貶められなきゃなんないのよ。
ってなりますよね…。
ただ、このライターさんがやりたかったこと自体は判らなくはないんですよ。
要するに単純明快、雨降って地固まる…ってのをストーリー上で描きたかった。
そのためには一度、誰かが裏切ったり、敵側として発破をかけたりする必要があった。
まあ…まあね、全体図を見たらそりゃそうなのかもなーって思うんですけど。
でもそこで自分の推しキャラがその立場に抜擢されたらイヤでしょうよ…。
そこ、つまりそういったファンサービスゲーとしてのファンの目線が足りてないと言うか、
そこを理解しないまま雨降って地固まるをするためにああいうストーリーにしてしまった。
っていうのが、結局力量云々関係なしに問題だったんじゃねーかなぁ、って思います。
まーこれね、いろんなテキストを読む人間なら何となくそうだろうなって判るし。
その先にカタルシスの解放をちゃんと描いてくれるんだろうな? ってわかりますけど。
そうじゃない人にとってはもう自分の好きなキャラが悪者にされてるだけじゃんって。
なりますよね、なりませんか? なりますよ。
で、最後になりますが3D関係。
これはね、正直まあ仕方ない部分は多分にあると思ってます。
あのさ、皆大手の3D技術、ノウハウがどの開発にもあると思ってない?
特にサイゲが3Dソシャゲとかリリース簡単にするから錯覚してる気がしますけど、
普通のスマホソシャゲの制作会社に3Dモーションのキャプチャースタジオなんかないですよw
当然、元々2Dメインで作ってた会社のスタッフに、細やかな3D操作を出来るノウハウをもったスタッフ。
ってのが居るわけがない…もちろんだから許せ、ってわけではないですけど。
だからちょっとそう言う風にサイゲと比較して云々ってのはどうかなーってのはありますね。
だってサイゲ自社のアニメスタジオもモーションキャプチャースタジオももってるでしょ。
当然3dに強いスタッフだって揃えてるわけで…それと比較するのはどうかなと。
後はプロセカですかね。
あそこ振り付けプロ集団使ってるでしょ。
いやラブライブもプロの振付師さん居るのはそうですけど、
ラブライブとかの場合ってどうしても人間(しかもダンスをやったことがない可能性もある)の限界。
それを無視することって言うのは出来ないわけで…リアルライブに反映される部分がありますしね。
でもボーカロイドってツレがMMDやってますけど、そんなのあんまり関係ないんですよね。
いや、関係ないとは言いませんけど、この振り方は体の使い方的に厳しいんじゃねーかな…。
ってのでも要するに踊らせることが出来たりするわけですよ…リアルに反映させなきゃそれで良いし。
だからさ、プロの集団が人間の体力の限界を無視した振り付けをしても良いと言うのであれば、
やっぱそれはそれだけ見栄えが良いものが出来るってのはあるんじゃないかなって気はしますね。
だからなーちょっと時期的に比べる対象がおかしかったって部分はある気はしますね。
まあ、それ込みでリリースタイミングの問題があったとは思いますけど。
もっともっと早く3Dに移行しておけばもうちょっと言われなくても済んだかなって。
さて、まあここまで色々あんまり良くなかった点を書いてきましたが。
URのカードイラストに関しては今後も続けてほしいぐらい良かったと思ってますよ。
きらきらした感じとか、可愛く書いてやろう! っていう意気込みがしっかり伝わってきてたし。
どのイラストカードも良かったので、そこだけとってみたら俺としては全然文句なかったです。
ファンサービスゲーだからそれで良いのでは? って気はしますけどね。
とは言えゲーム部分が今一ならガチャを回す人ってのは自然と減りますし。
ストーリーで見限った人にとってはやるのは苦痛って人も多かったと思いますしね。
いくらURカードがめちゃくちゃ良くても、結局それだけで課金につながるかと言うと…。
そうではないよなぁって感じなので、やっぱりファンサービスゲーとしての方向性というかね。
それを確立すべきだったんじゃないかなぁ…と、俺としては思うわけですよ。
いやほんと、そうは言ってもスクスタお疲れ様でした。
URカードほんと可愛いのが多かったのは間違いないので…。
出来ればそのクオリティのカードをもっと…と思っちゃう部分はありますね。
一応ほぼ毎日ログインしてた身としては悲しいことではありますし。
スクフェス(無印)もスクスタもスクフェス2に集約とか言ってますけど、
個人的に現状ではちょっとそれも厳しいかなと言う気はしてますが。
作品として嫌いになったとか全くそう言うわけではないですしね。
Liellaや蓮も含めて、そのへんは今後も楽しんでいこうと思ってます。
なにはともあれ、お疲れ様でしたと言うことですね…。
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